TRIGLAV国立公園横断Part2(第1の窓とPrisojnik)
そして一度は下山したモノの天気予報をみて1日あけてまたやってきちゃいました
(私って・・・意固地?)
ツヴェートは?って・・彼は仕事でスロベニアにはず〜っと居ないんですよ!
今日も午後からは怪しいけど、昨晩からは降ってないので岩場は早く取り付いても安心
って事で4時出で車飛ばして1人で着ちゃいました。
出発は5時半、今日も他には誰もいない・・・
後からルートのクライマー達が追いついてきたが道をそれて居なくなった(寂)

大分日が出てきたし雲のない上天気!標高差1000m位だけど距離と岩なので3.5時間のコースタイム
私はソロなので慎重に装備をフル活用して登ったし写真も撮りながらなので4時間弱掛かった
今日の穴は明るくてそんなに怖くない、穴から梯子みたいなのをつたって登り逆側にでる!
面白い!そこから今度は長〜い尾根をつたって頂上へ、さらに面白い
この尾根がまたワイルドで・・万人のためのトリグラウだったらワイヤーはってそうな所を普通に歩く
濡れてたり風があったら怖いだろうなぁ〜
あぁぁぁ・・前回は下山してホント良かった!
こんなトコ暗雲を気にしながら歩いてたら怖さで心臓止まっちゃうよ〜

頂上に着いたら男性が1人だけ居た
私が今回下山しようと予定してる所から上がってきたらしい
見るとザックにピッケルが・・何故??
と思って聞いたみたら低いところだけど万年雪があり此処は硬くてアイゼンも必要とのこと
「何でルート知ってるのにドゥーシャン(義理の弟で山岳ガイド)教えてくれなかった?
と腹立たしく思いながら・・下山予定ルートを途中まで辿りループで元に戻ろうと思い下降開始

が・・・怖い。
何が怖いって・・岩がルーズで今まで歩いてきた所とは様子が違う
少し下降してから「このルートは私の技術・装備・ソロ・を考えたら下降に適さないのでは?」と判断し
登り返すことに決める
そのころには頂上にいろんな人が居たので、戻ってきてちょっとみっともなかったが・・致し方ない
それから登ってきた尾根を途中まで降りて
第一の窓からは一般道で下山

この辺から実に大勢の人とすれ違った
衝撃的だったのは写真の外国人の家族。
見てのとおりの装備。「登るの?」と一応声を掛けたら「トライするわ〜」と元気に返答
私はアジア人のソロのオバサンで・・偉そうな事いえる立場じゃないので
「気をつけて、危ないから・・」とだけ言って別れた
他のスロベニア人ったら黙って通り過ぎて後ろから写真取ってただけ(怒)

その後お父さんが後ろから登ってきてまたビックリ!
まさか・・腕にしっかり抱えてるのは??
そう・・赤ちゃん、たぶん見えなかったけど・・小さい・・2-3ヶ月?
さすがに写真取るのも声を掛けるのも出来ず・・
唖然としながら後ろから目で追ったら赤ちゃんのおしゃぶりがブラブラと揺れていた
怖い、怖すぎる!

第一の窓からは上はフェラータに近いルート+尾根歩き
私や他の下山してきてる人はみんなフル装備だ
面白いことにフル装備してる人はもう下山時(天気も調べてるから)
逆に天気も調べないでのんびり上がってくる人達は装備無しが多い
上の写真を見て欲しいが「スロベニア人家族」はお父さんがたぶんクライマー
彼らが目指していたのは今日ほど大変な山ではない
でも壁の脇をずっと歩くのでみんなヘルメット着用で小さい男の子にはロープもつけていた
私はこの時同じ理由でヘルメットだけを着用
時間も天気を見てこの家族は4時にヘッテンでスタートしたらしい
模範的家族に感動した!

人の事をとやかく言える立場でないのは百も承知
登山中も「何で1人なの?危ない」と他の外国人の言われました(トホホ・・)
確かにソロが良い登山方法だとは思わないし雪のある季節なら絶対にしない
ただ天候を見て良いときに(特に縦走は)一緒に行ける仲間は限られているし
また居たとしても慣れてない仲間で自分よりタフな人と行くとプレッシャーで、
かといってクライミングに慣れてない人とこんなルートに行くと時間も掛かるし責任も生じる
とにかく代えって危険だ
悩ましいところです・・

そうそう今回私はビアフェアータという、ちょっと怖い(スロベニアでは特に)ルートを主に登山してます
日本には無い登山の方法でとっても楽しいです
妙義山とか八海山とかの鎖場をより安全で整備されたルートで登るようなモノでしょうか?
日本の鎖場はこの方法には適していないのが現状です
※ヨーロッパの戦時中、山に楔やワイヤーを渡して山での戦闘範囲を広げるために発達したルートで
 今はさらに一歩進んで整備されスポーツ登山として発達しているノーマルルートです
 ノーマルルートで登山靴で登りますが、ハーネスや確保装備&ヘルメットは必需品です
 でも・・日本と同様安易な格好で登る人も多いのが現実です

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