ゴールドホーンルートonトリグラウ 
Gold horn route on TRIGLAV
マムート150周年記念として世界中で(たぶん150の)ビデオなどが撮られてるようですが、
スロベニアでは、マムートのデザイナー&アドバイサーのアレッシュさんが友人のカメラマンであり
クライミングパートナーでもあるウルバンさんと(ガイドのウルバンとは別の人)
スロベニアが誇るトリグラウを題材としたビデオが作られる事になりました。

でお客さん役として暇そうな私に声が掛かり・・行ってきましたゴールドホーンルート!
トリグラウの北壁は古くは地元のハンターが切り開いたりしましたが
クライミングルートとして作られたのは100年ほど前、主立ったルートが作られてしまった後
この「ゴールドホーンルート」現地名では「zlatorogove steza」が作られました。
(黄金の角を持つ伝説の鹿は今でもトリグラウの自然の象徴になってます)
※近年クライミング道具が開発されてから13クラスを含む100以上のルートが作られています

ルートは一部4級マイナスがあるモノのクライミングとしてはそんなに難しくは無いので、
クライミングシューズは履いておりませんが、見てのとおりの大トラバースルート!
とにかく長いし(4km)アップダウンもあり、残雪やザラ場、スラブ、ルンゼ、落石、など何でもありで
何より私はただついて行ってるだけですが、ルートファインディングが難しいとされているルートで
年間に数人しか入らない難しい冒険的クラッシクルートです
確かに私の周りのガイドさん達でも行ったことある人は少なかった
とにかく足を引っ張らないように〜って事でツヴェートさんにサポートして貰いました
(本人も行ったこと無いので喜んでついてきましたが・・)

アプローチも標高差800mの登り、私はココででが一番核心?・・と緊張!
あとはガイドのアレッシュに従い頑張ってついていくだけだし、(知らないヤツは強い!)
クライミング自体は問題ないし、撮影もあり、元々フォローなので待ち時間もあり
アプローチと最後の登り以外は疲れませんでしたが、
トラバースや下りでは先頭(体重が一番軽いので)・・ちょっとドキドキ
でもそれよりもザラ場や落石の所の通過が怖かったです。

ルートが終わってからは、山を普段駆け回ってるみんなには先に行って貰い
1500mをトボトボとツヴェートさんにつき合ってもらい下山。
ルート終わってからだってフェラータルートです、しかもプロテクションほぼ無し
あの方達はハーネスもヘルメットも閉まっちゃたけど、私は本気モード!
本当のお客さんだったらショートロープが必要なトコですよ〜
そんなこんなでみんなが待ってくれていた小屋に着いたのは真っ暗な21時半
5時半から歩き始めて21時半、16時間位の行動時間!!!!

私もツヴェートも今春「六甲全山縦走」を思い出しながら歩いていていました(苦笑)
(六甲の方が体力的にも時間的にも大変でしたケド・・・)

「楽しいかったか?」って言われるとちょっと困るけど、何よりこの達成感!
トリグラウの北壁は東ヨーロッパアルプスでは一番大きいし
壁の規模(トラバース可能な一枚なので)で言ったら、ヨーロッパで1番大きな壁の一つです
あ〜連れて行って貰えて運が良かった〜!!!って感じです
※落石が怖いけどアレッシュさんは自分のガイドルートとして整備を進めています
 ご興味のある方は来年如何ですか??
 (小屋もしくはビバークになるとは思いますが)

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