基礎講習C冬山入門「八ヶ岳」
冬山デビュー
12月20日〜21日の二日間、初めての冬山を体験してきました。

八ヶ岳の赤岳鉱泉をベースキャンプにして、1日目は、
・アイゼンなしでの雪上歩行
・アイゼンを装着しての雪上歩行
・ピッケルの使い方
・MIXロッククライミング
などなど、冬山登山の基礎を受講。都会育ち?の私にとって、
スキー(もちろんゲレンデスキー)でしかまともに雪の上を歩いた(滑るではなく・・・)記憶がないため、
単純に歩くことさえぎこちないのですが、それはそれなりに慣れてきた頃、次はアイゼンを付けての歩行に挑戦です。
雪上でも滑らない引っ掛かり感に感動、斜面をガシガシ登る感覚を楽しめました。

続いてアイゼンを付けた状態で岩を登ります。
アイゼンの前爪2本だけが岩の窪みに引っ掛かっている状態で、体を預けることに無意識に恐怖を感じてしまうためか、
なかなか足を固定することができず、岩からアイゼンの爪がずれ落ちてしまいます。
繰り返すうちになんとか要領を掴むのですが、正直なところ不安を引きずったまま1日目を終了しました。

2日目は、前日の講習内容を実践するため、硫黄岳を目指します。
朝8時45分、アイゼンを装着、ピッケルを手にして、山小屋を出発。
しばらく、登山ルートを辿りますが、途中からルートをはずれ、凍りついた川の滝をアイゼンを付けたままクライミングを行います。
前日の不安を引き摺りながら、凍りの壁に張りつきます。
ところが、登り始めると、そこには昨日までの不安はなく、夢中に凍りと岩にしがみついている自分がいました。
その後、踏み跡のない新雪をラッセルしながら稜線を目指して進みます。
ようやく登山道に合流し、ほっと一息つくことができました。

時折、雪を巻き上げて強風が頬を突き刺す中、瞬間に現れる青空に映し出される白い雪と黒い岩肌がとても印象的であり、
この厳しさと美しさがまさに冬山の魅力なのだと感じることができました。
(ツヴェート先生曰く、今回の暖かさは冬山ではないとのこと。寒さに弱い私には・・・)

講習生:O氏

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