北海道:利尻岳
 
今回のツアーは天気や状況の判断が難しく、非常に難しいガイドだったが、
最後は天気に恵まれ、
とても良いツアーになったと思う。
飛行機の中からこの島を見ると、海から立ち上がる斜面が素晴らしく、
こんな素晴らしい場所は世界中探しても無いと思う。
プラナンは海からクライミングが出来る楽園で有名だが、
海からスキーが出来るのは利尻以外にないのではないかと思う。

−−滞在3泊4日(予備日含め)で登頂予定日敗退(悪天候)予備日悪天候で見合わせ、
   早朝(夜中)の出発に組み立て直し、帰着日に何とか登頂しました

 この日は飛行機で帰る予定、登頂のラストチャンス。3:00出発。
 この日はスノーモービルは使わず200m地点から歩き始める。
 樹林帯に出ると雪が硬くなったのでスキーアイゼンを装着する。
 明け方、朝焼けが美しく希望が見えてくる。 天気はどんどん良くなってきている。900m地点では雲海が素晴らしい。

 長官山の手前で板を脱いで、ブーツアイゼンを着けて歩き始める。
天気は快晴になった。
 尾根の両側はアイスバーンで危険なのでアンザイレンして歩く。
長官山からの景色は素晴らしかった。
 こんな素晴らしい天気に恵まれる事はなかなかないので、なんとしても登頂したい気持ちになる。
 避難小屋は去年は休憩できる状態だったが、今年は完全に雪の中だった。

 スキーを担いだままツボ足で登り続け、
 1460m地点でスキーをデポする。
 頂上直下は雪の状況次第で滑れない可能性があるのでスキーを置いていく。
 そこからはアンザイレンしてゆっくり頂上目指して登っていく。
 
最後の稜線歩きはまるでエベレストでも登っているような気分。雲海が素晴らしく、嘘のような景色だった。

 10:35頂上に到着。タイムリミットぎりぎりの時間だった。
信じられないくらいの快晴と360°の素晴らしい景色。
 稚内や遠くの景色はよく見えるが、真下だけが雲海になっていて不思議な景色だった。
 この日は標高差1520mの登り、みんな本当に頑張りました。

 下山は登りより慎重に下る。
滑り初めは35度位のアイスバーンでみんな心配そうにゆっくり滑っていたが、
 励ましの声をかけると調子よく滑れるようになった。
 長官山の下からは1〜2cmのザラメ雪で滑りやすくなった。
 最後は飛行機の時間を気にしながら急いで滑ったのでみんな疲れきっていたが、
 おかげでなんとか飛行機に間に合う事が出来ました。下山後は慌ただしく着替えと帰り支度して飛行場へ向かい、
 余韻を楽しむ間もなく現実に引き戻された感じでした。女性2名はもう一泊して、十分に余韻を楽しめたのでは。
 利尻には良い斜面がまだまだ沢山あるし、
こんな素晴らしい所は世界中探しても他にはないくらい。
 毎年でも行きたいって思う位素晴らしいです。

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